2008年10月18日(土) 23時21分
サルコジ大統領、私生活暴露許さぬ 情報機関元トップを告訴(産経新聞)
フランスのサルコジ大統領は18日までに、旧治安機関・総合情報局のベルトラン元長官を虚偽の情報を流したほか、私生活をみだりに暴露したとして、プライバシー侵害や文書偽造などの罪でパリ検察庁に告訴した。16日発売の仏週刊誌パリ・マッチによると、元長官は1998年〜2003年に手書きで書いた私的ノートに、大統領が内相時代の03年に「15万ユーロを官房が受け取った」などと書いたほか、当時のセシリア夫人に関する記述もあるという。
元長官はシラク氏に近いとされ、こうした情報は当時、サルコジ氏と確執が伝えれていたシラク氏やドビルパン前首相に届けられたとの指摘がある。(パリ 山口昌子)
【関連記事】
・
新たな政策発表を否定 金融危機めぐる米欧首脳会談で米大統領報道官
・
緊急G8尻すぼみ 各国の足並み揃わず
・
【金融危機】フランスなどで新ブレトン・ウッズ体制の刷新論が盛ん
・
【金融危機】欧州公的資金注入を開始、株価は大幅反発
・
「公的資金注入」明記 ユーロ圏15カ国首脳会議
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081018-00000572-san-int