民主党の前田雄吉衆院議員(比例東海)は15日夜、自らが代表を務める政治団体がマルチ商法業者などから講演料などを受け取っていた問題の責任を取って、次期衆院選愛知6区の公認を返上し、出馬を辞退する意向を小沢代表に伝えた。
前田氏は民主党も離党する。小沢氏が16日未明、党本部で緊急記者会見して明らかにした。
小沢氏は「今回の事態、状況を考慮して申し出を了承した」と語った。前田氏は「今回の問題について国民のみなさんや県民、党の仲間に迷惑、心配をかけて申し訳なかった」と述べたという。
前田氏は衆院当選3回。小沢氏を支持する若手議員グループ「一新会」の事務局長を務めていたが、問題発覚後に辞任していた。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20081016-OYT1T00023.htm