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2008年10月15日(水) 20時20分

貴乃花親方、八百長を否定=名誉棄損訴訟で出廷−東京地裁時事通信

 大相撲の取組で八百長をしたとの印象を与える記事で名誉を傷つけられたとして、元横綱の貴乃花親方らが「週刊新潮」を発行する新潮社に損害賠償と謝罪広告を求めた訴訟の口頭弁論が15日、東京地裁(松本光一郎裁判長)で開かれ、貴乃花親方が「八百長は一度もない」と証言した。
 貴乃花親方は「八百長と言われるような相撲を取ったことは一度もありません」とした上で、記事を「許すことができない」と批判した。
 訴状によると、同誌は2005年6月30日号で、兄弟対決となった1995年11月の優勝決定戦について、貴乃花親方は取組の前日、父親の二子山親方から暗に負けてやるように言われたなどとする記事を掲載した。 

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