2008年10月14日(火) 18時33分
「Eee PC 701 SD-X」同梱の外付けHDDにもウイルス混入(Impress Watch)
ASUSTeK Computerは14日、9月20日から販売していたネットブック「Eee PC 701 SD-X」の外付けHDDの一部にウイルスが混入している可能性があると発表した。購入者に対しては、外付けHDDを無償で回収・交換する。
混入している可能性があるウイルスは、オンラインゲームのパスワードなどの情報を盗み取るというトロイの木馬「TROJ_GAMETHIE.RZ」(トレンドマイクロによる呼称)。
同社のミニデスクトップPC「Eee Box」にウイルスが混入していたことを受け、出荷予定の全製品に対して全品検査を再度実施。最新定義ファイルでウイルスチェックしたところ、Eee PC 701 SD-Xに同梱している30GBの外付けHDDの一部にもウイルス混入の可能性があることが判明したという。出荷予定だった1000台の外付けHDDを検査した結果、20台でウイルス感染していた。
なお、ウイルス混入の原因は調査中だとしているが、外付けHDDの製造時に混入したものとみている。Eee PC 701 SD-X本体とは別工場だとしており、Eee PC 701 SD-X本体にはウイルスは混入していないという。
無償交換する外付けHDDには「ノートン・アンチウイルス 2009 60日無料体験版」をプレインストールし、10月17日から順次発送する。
Eee PC 701 SD-Xは累計で約2万台を出荷していた。10月14日より販売を一時停止し、11月上旬より販売を再開する予定。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081014-00000036-imp-sci