2008年10月14日(火) 22時09分
ドゥカティ、インターモトで「モンスター1100」「GT1000ツーリング」を公開(マイコミジャーナル)
ドイツ・ケルンで開催されているインターモトにおいて、ドゥカティは新しい「モンスター1100」や「GT1000ツーリング」を公開した。日本市場へは、上位モデルの「モンスター1100S」が2009年2月に導入される予定。価格は165万円。モンスター1100の導入時期は未定だが、価格は140万円。GT1000ツーリングは導入時期、価格ともに未定。
「モンスター1100」は、今年発売されたモンスター696系のスタイルをもった1100ccモデル。スチールパイプを組んだ「トレリスフレーム」とアルミニウムキャスト製のサブフレームが組み合わせられ、スイングアームは新設計のシングルサイドスイングアーム。乾燥重量は169kgに収まっているという。
超軽量Y字5本スポークのアルミ合金ホイールによりバネ下重量を低減。フロントフォークにはショーワ製φ43mmフルアジャスタブル、リヤにはザックス製ライジングレートリアサスペンション使用される。ステアリング切れ角は左右32度を確保した。
エンジンは空冷L型(V型)90度2気筒。強制開閉機構(デスモドロミック)を備えた2バルブで、最高出力は69.8kW(95HP)/7,500rpm、最大トルク103Nm/6,000rpmを発揮する。
上位モデルである「モンスター1100S」は、前後サスペンションがオーリンズ製となるほか、アルミ製のディスクインナーローター(フロント)、カーボンファイバー製のカムベルトカバー、サイレンサーガード、フロントフェンダーを採用し、1kgの軽量化を実現している。
「GT 1000 ツーリング」は、スポーツクラシック系のニューモデル。従来の「GT1000」に似ているが、透明な大型スクリーン、ラゲッジラックなどでツーリングに配慮したほか、クロームのフェンダーを採用し、よりクラシックなスタイルとした。
(西尾淳)
[マイコミジャーナル]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081015-00000002-myc-sci