2008年10月13日(月) 01時18分
北朝鮮の核無能力化、米が早期完了要求へ(読売新聞)
【ワシントン=小川聡】当地の6か国協議筋は12日、米国が北朝鮮に対するテロ支援国指定を解除し、米朝間で核申告の検証手続きで合意したのを受け、同協議首席代表会合が、今月24、25両日に北京で行われるアジア欧州会議(ASEM)首脳会議の前後に開かれるとの見通しを示した。
米国は、同会合で、北朝鮮に対し、寧辺(ヨンビヨン)の核施設の無能力化など、核放棄に向けた第2段階の措置の早期完了と、検証の早期着手を迫る考えだ。
核の検証手続きを巡る対立で、北朝鮮が無能力化を停止し、核施設の復旧作業を始めたため、10月末までとされていた第2段階の完了期限の延期が不可避となっている。協議筋によると、期限を11月末まで延ばせば無能力化を完了できる可能性があるという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081013-00000001-yom-int