2008年10月12日(日) 22時28分
阪神・岡田監督、辞任へ=「もう決めていること」−プロ野球・阪神(時事通信)
阪神の岡田彰布監督(50)は12日、中日との最終戦前にスカイマークスタジアムで南信男球団社長と会談し、リーグ優勝を逸した責任を取って辞任する意思を伝えた。優勝を逃した翌日の11日に選手らに対して辞意を表明していた同監督は「もう決めていること」と語るなど意思が固く、辞任は決定的となった。リーグ2位で出場するクライマックスシリーズ(CS)、CSを勝ち上がった場合の日本シリーズまでは指揮を執る。
球団側は今後も慰留する方針。しかし、南社長は「そこまで考えていたのかと認識の甘さを反省している。彼に対して申し訳ない」と翻意が困難な現状を示唆した。坂井信也オーナーは観戦に訪れたが、岡田監督とは接触せず、近日中に直接会談する意向を明らかにした。
阪神は開幕から独走したものの、巨人にリーグ史上最大13ゲーム差を逆転されて優勝を許した。岡田監督は2004年から監督を務め、今季が5年目。05年にはリーグ優勝した。
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