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2008年10月12日(日) 21時32分

個室ビデオ店放火後の数分間「記憶ない」と小川容疑者読売新聞

 15人が死亡した大阪市の個室ビデオ店放火殺人事件で、逮捕された小川和弘容疑者(46)が弁護人に対し、「火を付けた後、数分間の記憶がない」と話していることがわかった。

 岡本栄市弁護士が12日、小川容疑者に接見後、報道陣に明らかにした。

 岡本弁護士は、公判段階で小川容疑者の精神鑑定を請求する方針を示した。

 岡本弁護士によると、小川容疑者は犯行時の行動について、「死のうと思い、火をつけたが、直後のことは思い出せない。数分後、煙とにおいがひどくて我に返り、我慢できずに個室を出た」と話したという。

 記憶がない理由について、岡本弁護士は「眠り込んだのか、ぼーっとしていたのかは分からない」と述べた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081012-00000030-yom-soci