2008年10月12日(日) 20時27分
テロ支援国指定解除、北朝鮮が「歓迎」表明(読売新聞)
【ソウル=浅野好春】朝鮮中央通信によると、北朝鮮外務省報道官は12日、米国がテロ支援国指定を解除したことを「歓迎する」と表明した。
同通信記者の質問に答え、「我々も『行動対行動』の原則で寧辺(ヨンビョン)の核施設の無能力化作業を再開し、米国と国際原子力機関(IAEA)の監視員の任務遂行を再び認めることにした」と述べた。
報道官はさらに、6か国協議で2007年10月3日に採択された非核化第2段階措置に関する合意文書に言及。「10・3合意が完全に履行されるかどうかは、米国のテロ支援国指定解除が実際に効力を発生し、(日米韓中露の)5か国が経済補償を完了することにかかっている」とし、日本の支援不参加などで現在50%程度の履行にとどまっている見返りのエネルギー支援を早期に行うよう要求した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081012-00000027-yom-int