記事登録
2008年10月12日(日) 17時17分

キノコ食べた男性嘔吐=裏山で採取、「俗説に注意を」−埼玉時事通信

 埼玉県は12日、同県の坂戸保健所から「キノコを食べた男性が嘔吐(おうと)した」との連絡を受けたと発表した。
 県食品安全課によると、同県飯能市の男性(54)が11日夜、自宅の裏山で採ったキノコを調理して食べたところ、嘔吐が続き、病院で診察を受けた。既に回復に向かっている。
 食べ残しの食材から原因となったのは毒性分「ムスカリン」を持つ「イッポンシメジ」とみられる。
 今後、キノコ狩りシーズンを迎えることから同課は「自己判断でキノコの毒性を見分けることはやめてほしい」としている。「虫が食べているキノコは毒がない」「かさの裏がスポンジ状のものは食べられる」などは俗説だという。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081012-00000070-jij-soci