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2008年10月12日(日) 12時03分

阪神・岡田監督が辞意、セV逸し引責読売新聞

 プロ野球・阪神タイガースの岡田彰布監督(50)が、辞意を球団に伝えていたことが12日、わかった。

 球団側は慰留に努めるが、本人の意思は固く、就任5年目の今季限りでの退任が濃厚となった。

 阪神はセ・リーグで開幕から首位を独走していたが、一時は最大13ゲーム差をつけていた巨人に逆転優勝を許し、2位が確定。岡田監督が優勝を逸した責任を取る形となった。

 阪神は日本シリーズ進出を争うクライマックスシリーズ(CS)第1ステージ(18日開幕)で3位中日と対戦する。CSと、日本シリーズに進出した場合は岡田監督が指揮を執る。

 岡田監督は大阪・北陽高、早大を経て、ドラフト1位で1980年に阪神入りし、二塁手で中軸打者として活躍した。1994年にオリックスに移籍し、翌95年に現役を引退。阪神2軍監督などを経て、星野仙一監督の後任として2004年に阪神監督に就任した。1年目は4位に終わったが、05年に2年ぶりにリーグ制覇。06年2位、07年3位と、優勝争いに加わる成績を残してきた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081012-00000008-yom-base