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2008年10月11日(土) 13時25分

<フォード>マツダ株売却検討 日本企業に打診毎日新聞

 米自動車大手フォード・モーターが、保有するマツダ株の売却を検討していることが11日わかった。複数の企業などに売却を打診している模様だ。米ビッグスリー(米自動車大手3社)の経営不振が、日本メーカーをも巻き込んだ業界再編に発展する可能性が出てきた。

 フォードはマツダ株33.4%を保有する筆頭株主。米市場低迷で経営不振に陥っており、マツダ株の大半を売却し、財務基盤の強化を図る狙いとみられる。

 フォードは96年に経営危機に陥ったマツダへの出資比率を上げ、一時は経営トップも派遣していた。【宮島寛】

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