2008年10月11日(土) 10時17分
<三浦元社長>「殺人罪」訴追、ロス市警も支持(毎日新聞)
【ロサンゼルス吉富裕倫】米ロサンゼルス銃撃事件(81年)を担当するロス市警のジャクソン刑事は10日、元輸入雑貨販売会社社長、三浦和義容疑者(61)=日本では無罪確定=の今後の司法手続きについて「殺人罪の訴追を求める検察を支持している」と述べた。
ロス郡地裁は9月、逮捕状の容疑のうち、妻一美さん(当時28歳)殺害について共謀罪は有効とする一方、殺人罪の訴追を無効とする決定を下したが、市警は殺人罪での訴追を視野に捜査していく方針を明らかにした。
元社長が10日、ロスに身柄移送された後、市警本部で開いた記者会見で述べた。同刑事はまた「殺人罪で前進できなくても、共謀罪で成功すると強く確信している」と語った。
ロスの日本総領事館によると、市警本部に留置された元社長は総領事館に電話で領事との面会を求めた。訪れた領事に「元気だ。14日の出廷に間に合うよう弁護士に会いたい」と話したという。
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