三浦和義元社長がロサンゼルス移送直後に自殺したとの連絡を受け、国内の支援者は「信じられない」と一様にショックを受けた様子だった。
関係者によると、三浦元社長の妻は数日中にロスに面会に行く予定だったとされ、突然の悲報に動揺していたという。
「三浦和義氏の逮捕に怒る市民の会」を設立し支援活動を続けてきた客野美喜子さん(56)は「信じられない。ロス移送直前には、みんなで力を合わせて頑張ろうと話していたと聞いており、前兆などまったくなかった」と言葉少な。
逮捕前に三浦元社長とトークイベントを行うなど親しい友人だった放送作家河村シゲルさんは「自らロスで共謀罪と闘うことを決め、胸を張って航空機に乗っていた。あれほど生気に満ちていた人が自殺することなど、ありえない。何が起きたのか検証する必要がある」と訴える。
三浦元社長の妻から電話で知らせを受けた「人権と報道・連絡会」の山際永三事務局長(76)は「もし本当なら日米の両国家に殺されたと言ってもよい。無罪判決が確定した日本人を見放した日本政府の責任は大きい」と憤った。