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2008年10月10日(金) 14時35分

ロス移送の三浦元社長「自由を得るため闘い続ける」読売新聞

 【サイパン=児玉浩太郎】今年2月22日、日本に帰国する直前に逮捕された元輸入雑貨会社社長・三浦和義容疑者の拘置期間は、逮捕状の無効を訴えたロス郡上級裁の審理が長引いた影響で、7か月半に上った。

 三浦元社長は、逮捕状は有効とする司法判断が出た後も、弁護士には落胆した表情をほとんど見せず、「自由を得るため闘い続ける」と語ったという。

 10日午前4時20分。三浦元社長はサイパン国際空港で約20人の捜査官らに囲まれたまま、報道陣の質問には一切答えず、タラップの前で一瞬、天を見上げた後、飛行機に乗り込んだ。

 三浦元社長が拘置されていたサイパン島南部の拘置所幹部によると、元社長は2月の逮捕後、独居房に収容され、7月10日に隣接の新施設に移った後も個室が割り当てられた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081010-00000032-yom-soci