2008年10月09日(木) 00時43分
学習教材販売サイトで火薬の材料購入 皇居に消火器発射男を再逮捕(産経新聞)
皇居に向けて消火器が発射された事件で、爆発物取締罰則違反容疑で逮捕された元陸上自衛官、小川俊之容疑者(34)が火薬の材料となる薬品類をインターネットの学習教材販売サイトで購入していたことが8日、警視庁公安部の調べで分かった。薬品類の購入総量は伝票などから約930キロに上るとみられる。
小川容疑者が爆発物の開発経過をビデオに録画していたことも判明。公安部が押収したビデオを分析したところ、牛乳瓶を爆発させたものから、小川容疑者が「300メートル飛んだ」と供述した神奈川県内での発射実験まで、徐々に規模をエスカレートさせていた。
公安部は同日、自宅に鉄パイプ爆弾を隠し持っていたとして、同容疑で小川容疑者を再逮捕した。調べでは、小川容疑者は9月19日、神奈川県相模原市の自宅の屋根裏に、黒色火薬を詰めた長さ約15センチ、直径約3センチの鉄パイプ爆弾3本を隠し持っていた疑い。
東京地検は同日、消火器発射について、同罰則違反罪などで小川容疑者を起訴した。
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