2008年10月06日(月) 19時20分
<掘り出しニュース>「田んぼアート」800人で稲刈り 「広告」騒動あったが元気に育つ(毎日新聞)
【青森】葉や穂などの色が異なる5種類の稲で描いた田舎館村の「田んぼアート」会場で5日、収穫作業が行われ、県内外の約800人が手作業で稲を刈り、汗を流した。
今年の絵柄は景気回復と明るい未来を願った七福神の「大黒様」と「恵比寿様」。同村役場裏の約1・5ヘクタールの水田に県産米「つがるロマン」や赤米などの古代米で描いた。田植えから約1カ月後の7月4日、スポンサー企業の広告絵柄を描いた稲を村職員が抜き取る騒動があったが、稲は天候にも恵まれ元気に育った。
稲刈り作業に参加したマレーシア人留学生のラム・フー・ウェンさん(25)=青森中央学院大大学院2年=は「地元農家の人たちに稲刈りの技などを教わりながら体験できてとても楽しかった」と笑顔で話していた。【矢澤秀範】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081006-00000013-maiall-soci