2008年10月02日(木) 21時34分
ルーシーさん事件 12月16日に控訴審判決(産経新聞)
英国人女性、ルーシー・ブラックマンさん=当時(21)=が平成13年に遺体で発見された事件など、計10人の女性に対する性犯罪で準強姦(ごうかん)致死などの罪に問われた織原城二被告(56)の控訴審第6回公判が2日、東京高裁(門野博裁判長)で開かれた。
織原被告は1審東京地裁でルーシーさん事件については無罪、残る9人に対する準強姦などの事件で求刑通り無期懲役とされたが、弁護側はルーシーさん事件と4年2月に豪州人女性が死亡した事件について、改めて無罪を主張し、結審した。判決は12月16日。
1審判決によると、織原被告は平成4〜12年、神奈川県逗子市のマンションで、女性9人にクロロホルムなどの薬物を吸引させて意識障害の状態にして暴行。うちオーストラリア人のカリタ・リジウェイさん=当時(21)=を死亡させ、2人を負傷させた。
ルーシーさんは12年7月に行方不明となり、同県三浦市の洞窟(どうくつ)で翌年2月、切断された遺体で見つかった。
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