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2008年10月02日(木) 19時01分

<金融庁>経営悪化で全国共済連合会に業務廃止命令毎日新聞

 金融庁・関東財務局は2日、埼玉県内を中心に契約期間1年の生命保険などを販売していた特定保険業者、全国共済連合会(本部・さいたま市)に対し、保険業法に基づいて業務廃止と契約者保護のための財産保全を命じた。約160件、計1億2000万円を超える共済金(保険金)が未払いのうえ、約1億2000万円の大幅な債務超過に陥っていることが判明したため。

 同連合会の契約者数は3720人(8月末現在)。特定保険業者の同連合会は一般の生保のように「生命保険契約者保護機構」に加盟しておらず、契約者が十分な保護を受けられない恐れがある。【永井大介】

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