【ソウル=竹腰雅彦】韓国の仁川地検は1日、コカインを韓国に密輸しようとした罪で日本人男女3人を起訴したと発表した。
押収量は計8・8キロ(末端価格約23億円)で、韓国で摘発されたコカイン密輸事件では過去最大の量。
地検によると、起訴されたのは、サイトウ・イサム(63)、タカハシ・コウジ(26)、スズキ・キヨミ(35)=いずれも漢字不明=の3容疑者。
3人は8月から9月にかけて、旅行かばんにコカインを隠し、ブラジルから韓国・仁川空港を経由して日本に持ち込もうとした。密輸指示や日本での受け取りに複数のナイジェリア人が関与しており、行方を捜査している。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081001-OYT1T00610.htm?from=main3