2008年09月29日(月) 21時02分
スピルバーグが超大作『イーグル・アイ』でテクノロジー社会に警告!(マイコミジャーナル)
米BOX OFFICE MOJOは9月26〜28日の全米週末興業成績を発表した。
スティーブン・スピルバーグ製作総指揮、シャイア・ラブーフ主演の『イーグル・アイ』が初登場1位を獲得。携帯電話によって、人々の日常、アイデンティティ、人生までもが狂わされていく現代社会の恐怖を描いたサスペンス・アクション大作映画だ。
2位には、日本でも27日に公開された『最後の初恋』がランクイン。『きみに読む物語』のニコラス・スパークスによる同名小説を映画化した作品で、2002年公開の『運命の女』で共演した、リチャード・ギアとダイアン・レインが、米ノースカロライナ州の海辺の小さな町を舞台に、再び大人のラブストーリーを演じている。
4位に初登場した『Fireproof(原題)』は、結婚生活を取り戻そうとする消防士の男の姿を通して離婚率50%というアメリカ社会を描いた人間ドラマ。米テレビシリーズ『愉快なシーバー家』(1985〜92年)で長男マイク役を演じてブレイクしたカーク・キャメロンが主人公の消防士役を演じている。
9位の『Miracle at St. Anna(原題)』は、『マルコムX』等でアメリカの人種問題を描き続けるスパイク・リー監督が手掛けた戦争映画。第二次世界大戦における黒人差別問題を描き、公開前から注目を集めていたものの、トップ10内にかろうじて初登場ランクインする結果となった。
(神野恵美)
[マイコミジャーナル]
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