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2008年09月28日(日) 23時24分

「やはり肉声で伝えた方が…」首相への取材、一転OKに読売新聞

 麻生首相が28日、中山成彬国土交通相の辞任に関する取材を拒み、その後、一転して応じる一幕があった。

 報道各社でつくる内閣記者会は同日午前、首相が原則1日2回、記者団の取材に応じる定例の「ぶら下がり取材」を秘書官を通じて申し入れた。これに対し、首相側は「臨時閣議後に河村官房長官の記者会見を行う。内容は首相とすりあわせるので、それを首相の意向としたい」といったん拒否した。

 ところが、午後になって、「首相自身が国民に直接話すべきだと判断した」(秘書官)とし、夕方に取材に応じることを内閣記者会に伝えてきた。周辺によると、首相は「やはりオレの肉声で伝えた方がいいんじゃないのか」と語ったという。衆院選を控え、批判を少しでも和らげるための対応と見られる。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080928-00000033-yom-pol