2008年09月28日(日) 13時29分
政権ダメージ、閣僚も懸念=「信頼揺らいだ」−国交相辞任(時事通信)
中山成彬国土交通相が一連の問題発言の責任を取って辞任したことに対し、麻生内閣の閣僚からは28日、中山氏への批判や政権への悪影響を懸念する声が相次いだ。
石破茂農水相は同日午前の臨時閣議終了後、首相官邸で記者団に「(いずれも)事実と異なる発言で、内閣に対する信頼が揺らいだ」と述べ、中山氏の言動に強い不快感を示した。中川昭一財務相も「この大事なときに内閣が混乱している印象を与えた」と強調した。
塩谷立文部科学相は「(政権運営に)影響があることは間違いない」と指摘。また、野田聖子消費者行政担当相は、自らが郵政民営化に反対して一時、自民党を離れていたことに触れながら「(党内の)空気の甘さ、言葉の乱暴さが大変気になっている」と語った。
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