2008年09月28日(日) 00時21分
最終負担、7000億ドル下回る=国民に理解訴え−米大統領(時事通信)
【ワシントン27日時事】ブッシュ米大統領は27日朝、恒例の週末ラジオ演説で、7000億ドルの公的資金を投じて金融機関の不良資産を買い取る金融安定策について「政府が買い取る住宅ローン関連の資産の多くはいずれ価格が上昇する見込み」であり、「最終的なコストは7000億ドルを大幅に下回る」と述べ、改めて国民に理解を求めた。
議会で策定中の法案については、「極めて近いうちに」通過するとして、期待を示した。また、安定策がウォール街(ニューヨークの金融街)の救済を目的にしたものではないと強調。機能不全に陥っている金融システムを立て直さないと、一般の国民生活に影響が及ぶと警告した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080928-00000007-jij-int