中山国交相、辞任不可避の情勢＝進退「自分で決める」（時事通信）

2008年09月27日(土) 19時24分

　成田空港建設や日教組などをめぐる中山成彬国土交通相の一連の問題発言で、国交相の辞任は避けられないとの見方が27日、政府・与党内で強まった。中山氏は同日夜、羽田空港で記者団に対し「自分の出処進退は自分で決める」と述べ、進退について一両日中にも判断する考えを示した。
　これに先立ち、地元の宮崎市で開かれた自民党の会合で、中山氏は「日本の教育のがんは日教組」「日教組を解体する」などと、日教組批判を繰り返した。この後、記者団に「（大臣に）しがみ付くつもりはないが、推移を見守りたい」と語った。
　一連の発言を受け、河村建夫官房長官は28日午前、首相官邸で中山氏と会い、事情を聴くことにした。　

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