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2008年09月27日(土) 21時20分

開いた口ふさがらない=中山国交相発言に「憤り」−日教組時事通信

 「開いた口がふさがらない」−。中山成彬国土交通相が宮崎県で「日本の教育のがんは日教組だと思っている」と記者団に述べたことを受け、日教組の岡本泰良書記長は27日夜、「開いた口がふさがらない」とあきれつつも、「コメントのしようがない。非常に憤りを感じる」と怒り心頭の様子で話した。
 関係者から同日夕、メールで国交相の発言内容について連絡を受けたという岡本書記長は「一連の発言で昨日、謝罪と辞任を強く求める抗議文を手渡しに行ったが会ってももらえず、誹謗(ひぼう)中傷に謝罪もなかった」と声を荒らげ、「直接本人に会って、真意を伺うとともに、改めて辞任を求めていきたい」と力を込めた。 

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