2008年09月27日(土) 15時53分
中山国交相側 談合2社から献金72万円(産経新聞)
中山成彬国土交通相が支部長を務める自民党宮崎県第1選挙区支部が、国交省など発注の橋梁工事談合事件で公正取引委員会の排除勧告を受けた2社から計72万円の献金を受けていたことが27日、分かった。献金があったのは、談合容疑が表面化した後の平成17年から18年だった。
献金していたのは、サノヤス・ヒシノ明昌(大阪市)と日本車輌製造(名古屋市)の2社。
同支部の政治資金収支報告書によると、サノヤス社は17年10月と18年9月にそれぞれ24万円、日本車輌製造は17年2月に24万円を献金していた。
中山氏の東京事務所は「当時は利害関係がなく、談合にかかわった企業とも知らなかった。献金は全額返還の方向で検討する」としている。
橋梁談合事件では、16年10月に公取委が独占禁止法違反容疑でメーカー約40社や業界団体を立ち入り検査。17年9月にはサノヤス社など2社を含む計45社に排除勧告を出した。
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