麻生内閣の特徴を顔ぶれや数字から探った。
◆最年少入閣◆
麻生首相を含めた閣僚の平均年齢は58・2歳で、福田改造内閣の62・0歳から4歳近く若返った。戦後最年少の34歳で初入閣した小渕少子化相が平均を押し下げた。最高齢は70歳の与謝野経済財政相。
◆民間人ゼロ◆
初入閣は、前内閣と同様に5人。女性も2人のままだ。総務相だった増田寛也氏の退任で、安倍内閣以降、切れ目なく入閣していた民間人は姿を消した。一方、麻生首相、鳩山総務相、中曽根外相、小渕少子化相の4人は祖父や父が元首相だ。
◆派閥領袖は1人◆
派閥別では、津島、伊吹両派の各3人が最多で、高村派がゼロに。首相が気心の知れた仲間の起用を重視した影響だ。
首相を除くと、派閥領袖(りょうしゅう)の入閣は前内閣の4人が、二階派会長の二階経済産業相の1人に減った。
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20080924-4471734/news/20080924-OYT1T00823.htm