2008年09月25日(木) 22時30分

W-SIM対応のタッチパネル付き評価ボード、今後Androidの採用も（Impress Watch）

　アットマークテクノは、ウィルコムの「W-SIM」対応のタッチパネル液晶付き組込用プラットフォーム「Armadillo-500 FX 開発セット」（アルマジロ-500）を10月31日に発売する。価格は12万8100円で、9月30日から同社Webサイトで先行予約を開始する。

　アルマジロ-500は、カラオケリモコンやPOSハンディ端末、コンビニの情報端末など、組込機器を開発するための評価ボード。タッチパネル式の5.7インチ、VGA表示のTFT液晶を搭載する。

　「FXボード」と「インターフェイスボード」で構成され、中核機能を持つ「FXボード」には、フリースケース製のARM11プロセッサ「i.MX31」、128MB DDR SDRAM、32MBフラッシュメモリなどを搭載する。大きさは60×100mm。

　「インターフェイスボード」には、液晶ディスプレイのほかに、ハードウェアキー、USBポート、オーディオ入出力ポート、SDカードスロットを搭載。1GBのSSDも装備するほか、W-SIMや有線LANポートなども利用できる。

　標準OSはLinux OSを採用し、全てのソースコードが付属する。また、グーグルを中心に開発が進められている、携帯機器向けソフトプラットフォーム「Android」についても採用を検討しているという。

　なお、9月30日から開催される展示会「CEATEC JAPAN 2008」では、WILLCOMコアモジュールフォーラムやコアスタッフのブースで展示される予定。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080925-00000064-imp-sci