2008年09月24日(水) 15時20分
車いす巧みに操りハンドボール 福知山で初の大会(両丹日日新聞)
福知山障害者スポーツクラブGMW(大槻浩二代表)は23日、福知山市三段池公園総合体育館メーンアリーナで、第1回GMW杯車いすハンドボール大会を開いた。市内外から6チームが参加し、広い会場で車いすを巧みに操って思う存分にプレーし、交流を深めた。
同クラブは毎週土曜日に惇明小学校で、障害の有無や年齢、男女を問わずに車いすハンドボールなど障害者スポーツをしている。競技の普及、健常者と障害者の交流を狙いに初めての大会を計画したところ、市内外のチームが集まった。与謝の海養護学校、府内の人らで作るチーム・ドリーマーズの協力を受けた。
車いすハンドボールは京都生まれの障害者スポーツで、全国に愛好者が増えている。6人ずつの2チームに分かれ、相手コートのゴールにボールを投げ入れる。今回の大会では、よさのうみA、同B、福知山G、同M、舞鶴フェニックス、与謝野町ビクトリーが1試合15分で、総当たり戦をした。
参加チームは「コートの両サイドでパスをし合って進み、シュートを決めよう」などと念入りに打ち合わせをして競技開始。初心者、熟練者、健常者入り交じってのチーム編成が多く、車いすを素早く操縦したり、ボールを正確にコントロールしたりするのに苦労していたが、試合は終始和気あいあいとした雰囲気で進み、シュートが決まるたびに歓声が上がっていた。
写真=車いしを巧みに操り競技を楽しむ参加者たち
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080924-00000001-rtn-l26