2008年09月18日(木) 15時33分
除草剤混入事件 エバラ食品にも不審文書(産経新聞)
東京都荒川区のスーパー「イトーヨーカドー三ノ輪店」で6月、店頭の焼き鳥のタレから除草剤の成分が検出された事件で、製造元のエバラ食品工業(横浜市)にも不審な文書が送り付けられていたことが18日、分かった。この事件では、イトーヨーカ堂本社(千代田区)にも現金数千万円を要求する文書が届いており、警視庁捜査1課で同一犯の可能性が高いとみて、分析を急いでいる。
調べでは、除草剤が検出されたのは、エバラ食品の「やきとりのたれ」(240グラム)。容器の底に「毒入り危険」などと書かれたシールが張られていた。
エバラ食品によると、不審な文書は今月初めに届き、中身を確認した上で、警視庁に提出。同社は「真相が早期に解明されるよう、捜査に協力している」としている。
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