笹原と上与那原が銀＝前回覇者の高田は銅−マラソン〔パラリンピック〕（時事通信）

2008年09月17日(水) 12時30分

　【北京17日時事】北京パラリンピック最終日は17日、当地の天安門広場から国家体育場（愛称・鳥の巣）にゴールする42．195キロで陸上の男女のマラソンが行われ、男子車いすT54クラスで笹原広喜（大分）が優勝者と同タイムの1時間23分17秒で銀メダルを獲得した。
　同T52クラスでは上与那原寛和（沖縄）が1時間40分10秒で銀、前回優勝の高田稔浩（福井）が1時間40分20秒で銅メダルを獲得した。視覚障害T12クラスでは、高橋勇市（東京）の2時間43分38秒の16位が最高。出場した日本の男子11人は全員完走した。
　日本のメダルは計27個（金5、銀14、銅8）で確定。大会は午後8時（日本時間同9時）から鳥の巣で閉会式が行われ、12日間の日程を終える。　

【関連ニュース】
・〔写真ニュース〕パラリンピック・3冠ピストリウス
・〔写真ニュース〕パラリンピック・400リレー、失格
・上与那原、懸命のラストスパート〔パラリンピック〕
・予測したアクシデント=笹原、区切りの銀-マラソン〔パラリンピック〕