2008年09月16日(火) 01時01分
危機感映す株安・ドル売り=金利は急低下−米市場(時事通信)
【ニューヨーク15日時事】週明け15日の米金融市場は、証券大手リーマン・ブラザーズの経営破綻(はたん)で金融不安が一段と強まる中、株価は急落、ドルも対円で大きく売られて始まった。投資家の危機感を色濃く反映して、安全資産とされる米国債には買いが殺到。この結果、利回りは急低下している。
株価の代表指標ダウ工業株30種平均は寄り付きから数分後に下げ幅を一気に拡大。午前10時現在は、前週末終値比324.38ドル安の1万1097.61ドル、ハイテク株中心のナスダック総合指数も同45.97ポイント安の2215.30とそれぞれ大幅安となっている。
外国為替市場では円高・ドル安が進み、同時刻現在は1ドル=105円65−75銭で、前週末午後5時(107円90銭−108円00銭)比2円25銭の円高・ドル安で取引されている。
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