「相撲協会の体質が問題だ」「力士には自覚を」。ロシア人力士の三人が解雇、日本相撲協会理事長が引責辞任するなど、大麻問題で揺れ動く大相撲。秋場所初日の十四日、東京・両国国技館は「満員御礼」となったが、熱心な相撲ファンからは厳しい声も相次いだ。
四十年近く相撲を見続けてきた無職男性(66)は「外国人力士には日本の習慣をしっかり教えることが大切。土俵に上がるのはそれからだ」と手厳しい。日本相撲協会にも「内緒にしようとする体質が問題。力士には自覚をしっかり持ってもらわないと。(解雇の)処分は妥当」と指摘した。
栃木県足利市から駆け付けた会社役員
批判の声が相次いだ一方、土俵上で不祥事を謝罪し、再発防止を誓った武蔵川理事長(元横綱三重ノ海)や相撲協会にエールを送るファンも。
東京都中野区の飲食店従業員