【ワシントン15日共同】ポールソン米財務長官は14日、金融市場の混乱回避のため大手金融機関や連邦準備制度理事会(FRB)が新たな資金繰り対策などを打ち出したことについて「流動性促進と市場機能の円滑化、そして市場の懸念を解消するために重要だ」と歓迎する声明を発表した。
一方、コックス証券取引委員会(SEC)委員長は同日、リーマン・ブラザーズの経営問題に関連して「リーマンの顧客保護と市場の秩序維持のため、海外の規制当局と調整を進めている」と表明。日本の金融庁をはじめ英国やドイツの関係当局と連絡を取り合っていることを明らかにした。