【ニューヨーク14日共同】サブプライム住宅ローン問題で経営が悪化している米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)は、航空機リース事業売却を含む大規模なリストラ策を15日に発表すると、米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)が14日報じた。
航空機リース事業は900機以上を保有し、500億ドル(約5兆3500億円)以上の資産価値があるという。
AIGはサブプライム関連の金融商品などに絡む損失が拡大。追加増資の必要性も指摘されている。AIG株は12日のニューヨーク市場で前日比約31%下落した。