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2008年09月15日(月) 23時41分

米金融危機 米証券第4位リーマン破産法適用申請産経新聞

 【ワシントン=渡辺浩生】米証券第4位のリーマン・ブラザーズは15日午前(日本時間16日夜)、連邦破産法に基づく会社更生手続きの適用を申請した。
低所得者向け高金利型住宅ローン(サブプライムローン)問題に伴う財務体質の悪化で経営危機に陥り、財務省がウォール街の大手金融機関主導の救済を模索していたが、政府が支援を拒否したため合意に至らず、経営破綻(はたん)に追い込まれた。

 1850年設立の老舗リーマンの総資産は約6000億ドル(約65兆円)で従業員数は約2600人。低所得者向け高金利型住宅ローン(サブプライムローン)問題で、米大手金融機関が破綻するのは初めて。破綻が連鎖する危険があり、米証券大手メリルリンチは破綻回避に、米銀大手バンク・オブ・アメリカに買収されることで14日合意。ウォール街は戦後最大の金融危機に直面した。

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