国内トップギタリスト4人が共演する「ギタリストたちの饗宴」(中国新聞社など主催)が13日、廿日市市の文化ホールさくらぴあであった。観客約900人が、ギターの美しい音色に魅了された。
国際的に活躍し、欧州などでも高い評価を受けている荘村清志さんと福田進一さん、クラシックの枠を超えて幅広く活躍する鈴木大介さん、若手実力派大萩康司さんの4人が出演した。
4人全員でのボッケリーニ「序奏とファンダンゴ」の合奏で幕開け。安らぎと情熱を織り交ぜた旋律を響かせた。アルベニス「セビリア」やトゥリーナ「セビリア風幻想曲」の独奏など計14曲を披露。会場は情緒あふれる調べに包まれ、大きな拍手がわいた。
【写真説明】情緒あふれる音色を響かせるギタリスト4人