【ニューデリー14日共同】インドの首都ニューデリーで13日に起きた連続爆弾テロで、犯行声明を出した「インディアン・ムジャヒディン(IM)」を名乗るグループが声明の中で、北部カシミール地方でのヒンズー教徒との衝突でイスラム教徒が殺害されたことや、過去に国内で起きたイスラム教徒への迫害に対する報復としてテロを行ったと主張していることが14日分かった。
また7月に同国西部アーメダバードで起きた別の連続爆弾テロ事件で逮捕された容疑者が、捜査当局への供述の中で今回のテロを予告していたことも判明した。
PTI通信によると、今回のテロの死者は計21人になった。
インドのメディアによると、テロを予告したのはIMに近い非合法組織「インド学生イスラム運動(SIMI)」のメンバー。