【ロサンゼルス13日共同】米ロサンゼルス郊外で12日、帰宅客らを乗せた通勤列車と貨物列車が衝突した事故で、通勤列車「メトロリンク」の運行会社の広報担当者は13日、通勤列車側が赤信号を見落としたことが原因との見方を示した。死者は25人となった。
ロサンゼルス市のビリャライゴサ市長は同日、大破した車両に生存者は残っていないとして、救助活動は終了したと語った。負傷者は130人以上。
事故現場は急なU字カーブの単線区間。通勤列車側が衝突回避用の線路で貨物列車の通過を待たずに単線区間に入ったとの指摘が出ていた。米運輸安全委員会などがさらに詳しい原因を調べている。