民主党の鳩山由紀夫幹事長は14日午前のテレビ朝日番組で、小沢一郎代表の次期衆院選での選挙区について「岩手からは出ない。関東中心に決めるのではないか」と述べ、これまでの岩手4区から出馬せず「国替え」することを明言した。
同時に、太田昭宏公明党代表の地元である東京12区から出馬する可能性について「1つの有力な選択肢だ」と述べ、同選挙区からの立候補を強く示唆した。
鳩山氏は都内で記者団に「小沢氏は『自分も背水の陣を敷く。岩手4区は任せて別の選挙区から出る』と何度も言っていた」と強調。東京12区からの出馬の最終判断について「公明党との間の距離感によるかもしれない」と述べ、同党の対応を見極める考えも示した。