福島県玉川村北須釜の農業用水路で乳児の遺体が見つかった事件で、石川署は14日、出産直後の乳児を用水路でおぼれさせたとして、殺人容疑で、同村の無職榊枝美紀容疑者(40)を逮捕した。「私が産んで捨てました」と容疑を認めているという。
調べでは、榊枝容疑者は12日午後11時から13日午前6時半の間に、自宅で子供を産んだ後、約50メートル離れた用水路に投げ落として窒息死させた疑い。
乳児は13日午後、うつぶせで水深約10センチの用水路に倒れているのが見つかった。身長約45センチの女児で、へその緒がついており何も身に着けていなかった。