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2008年09月14日(日) 06時02分

自民党内に解散前倒し論…麻生氏の“賞味期限”は短い?スポーツ報知

 自民党内で「11月9日投開票」を軸に検討している次期衆院選日程の前倒し論が浮上している。「総裁選効果」は長続きしないとの懸念が背景にあり、「10月26日投開票」案のほか、29日の新首相の所信表明演説直後に解散すべきとする「10月19日投開票」案まで取りざたされている。

 自民、公明両党の選対関係者は「麻生首相」で内閣、与党の支持率が大幅回復することを前提に「10月上旬解散—11月9日衆院選」に向け選挙準備を進めてきた。

 だが総裁選は麻生氏の独走状態で「消化試合」の印象も漂い始めている。このため党内では「総裁選をみる限り、麻生氏の“賞味期限”は長くない」(ベテラン議員)「民主党候補の選挙運動が鈍いうちに選挙に打って出る方が勝ち目がある」(選対幹部)など、選挙期日の前倒しを求める声が出ている。

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20080914-OHT1T00068.htm