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2008年09月13日(土) 00時06分

新首相、24日に指名=麻生氏、4候補の入閣検討−会期68日間、衆院選準備加速時事通信

 政府・与党は12日、臨時国会を24日に召集し、衆参両院本会議で福田康夫首相の退陣表明に伴う首相指名選挙を行うことを決めた。同日中に新内閣を発足させる方針だ。一方、民主党は12日、次期衆院選の第1次公認候補を発表、選挙準備を一段と加速させた。与党内で10月上旬の衆院解散論が強まる中、臨時国会は冒頭から解散・総選挙をにらみ緊迫した展開となりそうだ。
 当面の政治日程について、政府・与党は(1)臨時国会の会期は11月30日までの68日間とする(2)9月29日に新首相の所信表明演説を行い、2008年度補正予算案を提出する(3)米ニューヨークで開かれる国連総会での演説のため、新首相が25日から訪米する−ことを確認。12日の与野党国対委員長会談でこうした方針を野党側に伝えた。この後、自民党の大島理森国対委員長が首相に報告した。
 解散時期については、与党内で「自民党総裁選の勢いが消えないうちに行うべきだ」との声が広がっており、各党代表質問後の10月3日か同6日に踏み切る案が有力になっている。代表質問は同1日〜3日に想定されている。
 こうした中で、自民党総裁選で優位に立っている麻生太郎幹事長は12日の公開討論会で、自らが首相に就任した場合の組閣方針について「一致結束。基本的に適材適所だ」と表明。その上で、与謝野馨経済財政担当相、小池百合子元防衛相、石原伸晃元政調会長、石破茂前防衛相の他候補4人の入閣について「十分配慮して検討する」との考えを示した。 

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公開討論会の要旨=自民総裁選

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