総店舗数で120というアウトレットモール「三井アウトレットパーク仙台港」が12日、仙台市宮城野区にオープンした。「東北最大のアウトレット」(運営会社の三井不動産)という。
同市では8月、「仙台パルコ」が仙台駅前に出店。泉区へも別のアウトレットモールが10月に開店予定と大型店進出が相次いでおり、ファッション関連の客の奪い合いが激化しそうだ。
三井不動産によると、三井アウトレットパーク仙台港は敷地面積約8万7000平方メートル。日本初出店のブランド11店を含む衣料品やインテリア、雑貨の店のほか、東北各県の物産店もある。高さ50メートルの観覧車やケヤキを配した遊歩道も整備した。
東北自動車道仙台泉インターチェンジから車で約35分、JR仙石線中野栄駅から徒歩約8分と立地も良く、三井不動産は年間来場者350万人、売り上げ150億円を見込んでいる。
家族で福島県から来た保育士の女性(48)は「今日は仕事を休んで朝7時半に来た。来月には泉区にも別のアウトレットができていろいろ選べるようになり消費者としてはうれしい」と話していた。
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