2008年09月12日(金) 16時01分
事故米食用転売:消費者から不安の声 該当の焼酎、店頭から一斉撤去 /高知(毎日新聞)
アサヒビールの芋焼酎の原酒に三笠フーズの事故米が含まれていたことが判明した11日、県内でもスーパーや酒店などの店頭から該当商品が一斉に撤去され、買い物客らからは不安の声も出ていた。
サニーマート(高知市)にはこの日朝、アサヒビールから連絡があり、ほとんどの店舗で開店前には撤去を済ませた。撤去したのはいずれも芋焼酎で、「かのか」16品目▽「さつま司」7品目▽「とんぼの昼寝」1品目。担当者は食の安全を揺るがす事件が最近多発していることに「消費者は不満に思っているので、製造者として責任を持ってもらいたい」と話していた。
高知市内のスーパーでは、商品を撤去した棚に「商品回収のお知らせ」と書いた紙を張り出し、「お心当たりのお客様は連絡を」と呼びかけていた。
高知市内在住の主婦(36)は「大人が飲むものだから飲む人はまだ限られているけど、子どもも食べるお菓子でもこういうことがあったら怖い」と、不安そうな表情。同市神田の守谷重清さん(76)は「厳密に調べたらどんどん出てくるかもしれんね。考え出したらきりがない」と話していた。
9月12日朝刊
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080912-00000248-mailo-l39