2008年09月12日(金) 13時01分

深刻に受け止め＝医療施設への事故米納入で農水相（時事通信）

　太田誠一農水相は12日の閣議後の記者会見で、米粉加工会社「三笠フーズ」（大阪市）が販売した事故米が近畿の医療、福祉施設に納入され、患者らの給食に使われたことについて、「直接、人の口に入るのは一層深刻で、重く受け止めている」と述べた。ただ、農水相は今回の事故米に含まれる殺虫剤メタミドホスの濃度が「（中毒事件が起きた）中国製冷凍ギョーザの60万分の1と極めて低い」との認識も示した。　

【関連ニュース】
・ 三笠フーズによる事故米横流しの流通経路グラフィックス
・ 三笠フーズからの転売先（農水省公表）
・ 〔用語解説〕「メタミドホス」
・ 三笠フーズなど2社告発=事故米転売で農水省-ベトナム産米を国産米と虚偽
・ カビ毒も検出されず=鹿児島の酒造3社-事故米転売

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080912-00000094-jij-pol