福山市神辺町の神辺中は4月から日常生活で生じる問題の解決力を養う「ライフスキル学習」に取り組んでいる。担当は関西福祉大看護学部の富岡美佳助教(45)=母性看護学=で10日、2学期の最初の授業があった。
この日は1年生5クラスで行われ、生徒それぞれが将来の姿をイメージ。5年後の自分を言葉や絵で描いたり、結婚や就職の時期といった人生プランを設定したりした。生徒たちは夢を実現させるために必要なものとして「食事」「知恵」「家族」「礼儀」などを挙げた。富岡助教は「夢に向かって進んでいることを意識してほしい」と呼び掛けた。
【写真説明】自分の将来を考える生徒と富岡助教(右奥)