2008年09月11日(木) 12時52分
PASMOで運賃二重引き落とし 首都圏のバスで6万件、総額1100万円(産経新聞)
首都圏のバス会社25社で利用できるIC乗車券「PASMO(パスモ)」でバスの運賃を二重に引き落としていたことが11日、分かった
二重引き落としはパスモがバスに導入された昨年3月から今年7月までに約6万件、金額にして約1100万円にのぼるとみられる。
首都圏のバス会社が加盟するバス共通ICカード協会などによると、二重引き落としは今年7月、乗客の指摘で発覚。カードを車載器にかざしたときに、データのやりとりに不具合が生じるとブザーが鳴るが、その際、運賃がすでに引き落とされているケースがあるという。
しかし、運転士が運賃が引き落とし済みなことに気づかずに機器をリセットし、再度、カードをかざすよう乗客に求めることで二重引き落としが起きていた。
同協会では「ご迷惑をかけて申し訳ない。早急にコールセンターを設置して過分にいただいた料金は返却したい」と話している。
【関連記事】
・
使ってる? 電子マネー、1回当たり平均額は696円
・
JR西日本の「イコちゃん」 じわり人気
・
国交省 アジア共通IC乗車券 福岡で今秋にも実験
・
「カンサイスルーパス」の販売好調
・
スルッとKANSAI、韓国ロッテカードと提携
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080911-00000947-san-soci