乳業最大手の明治乳業と大手菓子メーカーの明治製菓は11日、来年4月1日に持ち株会社方式で経営統合すると発表した。統合後の売上高は1兆1000億円を超え、ビール業界を除いた食品最大手の味の素に匹敵する国内最大規模の食品グループが誕生する。
食品業界は少子高齢化に加えて、世界的な原材料価格の高騰で厳しい経営環境に置かれている。両社は統合により、経営基盤を強化するほか、原材料の共同調達などでコストの圧縮を図る。
両社は共同持ち株会社「明治ホールディングス(HD)」を設立し、社長には明治製菓の佐藤尚忠社長、副社長には明治乳業の浅野茂太郎社長が就く予定。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20080911-OHT1T00227.htm